【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問87] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問87

ChatOpsの説明として、最も適切なものはどれか。

  • 顧客からの問い合わせに対し、AIチャットボットが自動で一次対応を行うこと。
  • チャットツールをハブとして、開発や運用の各種ツールと連携させ、コマンド実行や結果通知をチャット上で行うこと。
  • チームメンバー間の非公式なコミュニケーションを促進するためのチャットシステム。
  • チャットの内容を監視し、情報漏えいや不適切な発言を検知するセキュリティソリューション。

正解

正解は「」です。

解説

 正解は選択肢イです。ChatOps(チャットオプス)は、「Chat(チャット)」と「Operations(運用)」を組み合わせた造語です。その名の通り、SlackやMicrosoft Teamsといったチャットツールを仕事の中心(ハブ)に据え、様々な業務ツールと連携させることで、コミュニケーションとシステム操作を一体化させる考え方です。

 例えば、チャットルームにいるボット(自動化プログラム)に話しかけるようにコマンドを打ち込むと、ボットが代わりにサーバの再起動やアプリケーションのデプロイ(展開)を実行してくれます。また、システムの監視ツールで異常が検知された際には、そのアラートが自動的にチャットルームに通知されます。これにより、チームメンバーはチャットを見るだけでシステムの状況を把握でき、必要な操作もチャット上から行えるため、情報共有がスムーズになり、運用の効率化と迅速化が図れます。

ア(顧客からの問い合わせに対し…):
 これは主にカスタマーサポートで活用されるAIチャットボットの説明であり、開発・運用業務を統合するChatOpsとは異なります。
ウ(チームメンバー間の非公式な…):
 チャットツールは非公式なコミュニケーションにも使われますが、ChatOpsは業務ツールとの連携による「オペレーションの実行」が中核です。
エ(チャットの内容を監視し…):
 これはチャット用のセキュリティツール(DLP: Data Loss Preventionなど)の説明であり、ChatOpsの概念とは異なります。

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解法のポイント

 「ChatOps」という単語を「Chat」と「Ops (Operations)」に分解して意味を考えることが解法のヒントになります。「チャットツールを使って運用(Operations)業務を行う」というイメージを持つことで、選択肢イの「チャットツールをハブとして…コマンド実行や結果通知をチャット上で行う」という説明が最も的確であると判断できます。DevOpsの文脈で語られることが多い用語であることも知っておくと、理解が深まります。

用語補足

ChatOps:
 チャットツールを中心に、様々なツールやシステムと連携させ、開発・運用業務を効率化する仕組みです。チャットルームがシステムの操縦室のようになります。

ハブ (Hub):
 中心、拠点という意味です。ChatOpsでは、チャットツールが様々な情報や操作のハブとなります。

チャットボット:
 チャット上で人間と自動で対話するプログラムのことです。ChatOpsでは、人間の代わりにコマンドを実行する役割を担います。

DevOps:
 開発(Development)と運用(Operations)が密に連携し、ビジネスの要求に迅速かつ柔軟に応えるための文化や考え方です。ChatOpsはDevOpsを推進する具体的な手法の一つです。



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