問題
問40
データベースに新しいレコードを追加するSQL文として適切なものはどれか。
- INSERT
- UPDATE
- DELETE
- SELECT
正解
正解は「ア」です。
解説
正解は「ア」のINSERTです。INSERT文は、SQL(Structured Query Language)において、データベースのテーブルに新しい行(レコード)を挿入(insert)するために使用される命令です。基本的な構文は `INSERT INTO テーブル名 (列1, 列2, …) VALUES (値1, 値2, …);` となります。
例えば、会員名簿テーブルに新しい会員を追加する場合、「会員番号」列に’001’、「氏名」列に’山田太郎’というデータを持つ新しいレコードを追加します。これは、Excelの表に新しい行を追加してデータを入力する作業に似ています。データベースを操作する基本的な命令(DML: データ操作言語)には、このINSERT(追加)、UPDATE(更新)、DELETE(削除)、SELECT(検索)の4つがあり、これらは総称して「CRUD(Create, Read, Update, Delete)」とも呼ばれます。問題文の「新しいレコードを追加する」という操作は、まさしくINSERT文の役割です。
イ(UPDATE):
テーブル内の既存のレコードの値を更新(変更)するために使用します。例えば、会員の住所を変更する場合などに使います。
ウ(DELETE):
テーブルから特定のレコードを削除するために使用します。退会した会員の情報を削除する場合などに使います。
エ(SELECT):
テーブルから条件に合うレコードを検索し、取り出すために使用します。最も頻繁に使われるSQL文です。
解法のポイント
SQLの基本的なデータ操作言語(DML)であるSELECT, INSERT, UPDATE, DELETEの4つの命令の役割を理解することは、データベース分野の基本です。 ・INSERT:追加(Insert) ・UPDATE:更新(Update) ・DELETE:削除(Delete) ・SELECT:選択・検索(Select) このように、英単語の意味と命令の機能をそのまま結びつけて覚えるのが最も効率的です。これらの4つの命令はセットで必ず覚えておきましょう。
用語補足
INSERT:
新しいデータを挿入する命令です。会員リストに新しいメンバーの名前を書き加えるような操作です。
SQL:
リレーショナルデータベースを操作するための言語です。データベースに対する「命令書」のようなもので、データの検索や追加、更新、削除などを行います。
レコード:
テーブルにおける「行」のことです。一件のデータを表し、例えば、会員名簿テーブルであれば、一人の会員に関する情報(会員番号、氏名、住所など)が1レコードとなります。
UPDATE:
既にあるデータを更新する命令です。住所録に登録されている友人の引っ越しに合わせて、住所を新しいものに書き換えるような操作です。


