【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問76] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問76

プログラミング言語において、変数や関数を定義する際に、その変数が利用できる範囲を限定する仕組みを何と呼ぶか。

  • クラス
  • オブジェクト
  • モジュール
  • スコープ

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「エ」のスコープです。スコープとは、プログラミングにおいて、定義した変数や関数などが参照できる有効範囲のことを指します。スコープを適切に設定することで、意図しない場所から変数が変更されるのを防ぎ、プログラムの安全性を高めることができます。

 例えば、ある関数の中で宣言された変数(ローカル変数)は、基本的にその関数の外部からはアクセスできません。これにより、他の関数で同じ名前の変数が使われていても、互いに干渉することなく独立して動作できます。これは、各家庭内で使う「お父さん」という呼び名が、他の家のお父さんを指さないのと同じようなものです。スコープを限定することは、プログラムを部品ごとに独立させ、管理しやすくする(保守性を高める)上で非常に重要な考え方であり、カプセル化の概念とも密接に関連しています。

ア(クラス):
 オブジェクト指向プログラミングにおける、オブジェクトの設計図です。データとメソッドをまとめたものです。
イ(オブジェクト):
 クラスという設計図に基づいて作成された、具体的な実体です。
ウ(モジュール):
 関連する関数やクラスなどを一つのファイルにまとめた、プログラムの部品です。

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解法のポイント

 この問題は、プログラミングの基本的な概念であるスコープの定義を問うています。「変数が利用できる範囲」というキーワードがスコープと直結することを覚えておくのが最も重要です。クラス、オブジェクト、モジュールもプログラムを構成する重要な要素ですが、これらは「部品の単位」や「設計図と実体」といった概念であり、「有効範囲」を指すものではありません。それぞれの用語がプログラム構造のどの側面を表しているのかを区別して理解しましょう。

用語補足

スコープ:
 変数が有効な「縄張り」のようなものです。ローカルスコープはその関数内でのみ有効、グローバルスコープはプログラム全体で有効、といった範囲があります。

変数:
 データを一時的に保存しておくための、名前が付いた箱のようなものです。箱の中身はプログラムの実行中に変えることができます。

クラス:
 たい焼きの「型」のようなものです。この型(クラス)があれば、あんこやクリームの入った様々なたい焼き(オブジェクト)を作ることができます。

モジュール:
 プログラムの機能的な部品です。例えば、「計算機能モジュール」「表示機能モジュール」のように、関連する処理をひとまとめにしたものです。



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