【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(ストラテジ) [問11] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問11

事業活動において発生する温室効果ガスの排出量を、サプライチェーン全体(原材料調達から生産、輸送、使用、廃棄まで)で算定し、CO2量に換算して開示する取り組みを説明したものはどれか。

  • カーボンニュートラル
  • GHGプロトコル
  • カーボンフットプリント
  • 排出量取引

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「カーボンフットプリント」です。カーボンフットプリントとは、製品やサービスのライフサイクル全体にわたる温室効果ガスの排出量を算定し、CO2換算で明示する取り組みです。これにより、消費者や取引先に対して、環境負荷の少ない選択を促す情報を提供できます。たとえば、食品メーカーが「この商品は製造から輸送までの過程でCO2を○kg排出しました」と表示することがカーボンフットプリントにあたります。

 サプライチェーン全体で排出量を算定する点が特徴で、単に企業内の排出量だけを示すものではありません。環境負荷の見える化により、企業は省エネや物流改善などの環境対策を推進し、社会的責任(CSR)の一環としても活用できます。日常生活で例えると、家計簿のようにCO2排出量を「見える化」して管理するイメージです。こうした取り組みは、持続可能な社会の実現やエコ意識の向上にもつながります。

ア(カーボンニュートラル):
 排出したCO2と同量を削減や吸収で埋め合わせをして、実質排出ゼロを目指す概念であり、排出量の算定や開示そのものではありません。
イ(GHGプロトコル):
 温室効果ガス排出量の算定方法の国際的な基準です。算定方法を定めるものであり、直接的に排出量を開示する取り組みではありません。
エ(排出量取引):
 企業間で温室効果ガスの排出権を売買する制度であり、排出量の算定や開示を目的とした取り組みとは異なります。

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解法のポイント

 この問題のポイントは「サプライチェーン全体で算定し、CO2量を開示する」という表現です。算定・表示の取り組みを問われているため、概念や制度ではなく、具体的に排出量を可視化して開示する「カーボンフットプリント」を選ぶことが正解です。

用語補足

カーボンフットプリント:
製品やサービスのライフサイクル全体における温室効果ガス排出量をCO2換算で算定・表示する取り組みです。例:食品パッケージに「この商品は○kg CO2を排出」と表示すること。

カーボンニュートラル:
排出したCO2量を削減や吸収で埋め合わせをし、実質排出ゼロを目指す概念です。例:企業が植林で排出量を埋め合わせをする活動。

GHGプロトコル:
温室効果ガス排出量の算定・報告の国際的基準です。企業や自治体が排出量を正確に計算するためのルールを示しています。

排出量取引:
企業間で温室効果ガス排出権を売買する制度です。排出量の削減を市場メカニズムで促す仕組みです。



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