問題
問20
日本において「産業財産権」と総称される権利に含まれるものはどれか。適切なものをすべて挙げた組合せはどれか。
- a. 著作権
- b. 意匠権
- c. 実用新案権
- d. 商標権
- e. 特許権
- a, b, c, d
- a, b, d, e
- b, c, d, e
- a, c, d, e
正解
正解は「ウ」です。
解説
正解は「b, c, d, e」です。産業財産権とは、産業やビジネスの発展に関わる知的財産権の総称であり、特許権、実用新案権、意匠権、商標権が含まれます。これらの権利は発明やデザイン、商標などを保護するもので、企業の技術やブランドを守る役割があります。一方、著作権は文学、音楽、美術などの創作物を保護する権利であり、産業財産権には含まれません。
日常の例で説明すると、企業が新しいスマートフォンを開発した場合、その技術部分は特許権で保護され、製品デザインは意匠権で、ブランド名やロゴは商標権で守られます。小説や映画の内容は著作権で守られますが、これは産業財産権とは別のカテゴリーになります。この区別を理解することで、知的財産権の種類と用途を正確に把握することができます。
ア(a, b, c, d):
著作権(a)は産業財産権ではなく、文化的創作物を保護する権利であるため不正解です。
イ(a, b, d, e):
著作権(a)が含まれており、産業財産権の範囲外であるため不正解です。
エ(a, c, d, e):
著作権(a)が含まれており、正しくは産業財産権には含まれないため不正解です。
解法のポイント
産業財産権は特許権、実用新案権、意匠権、商標権の4種類で構成される点を覚えることが重要です。著作権は別物であることを区別することで、選択肢を正確に判断できます。試験対策としては、権利の対象物や保護対象の違いを整理して理解すると解答が容易になります。
用語補足
特許権:
発明を保護する権利で、一定期間その発明を独占的に利用できます。例:新しいスマートフォンの技術。
実用新案権:
小さな発明や考案を保護する権利で、改良や効率化のアイデアに対して付与されます。例:ドアロックの改良装置。
意匠権:
製品のデザインを保護する権利で、見た目の形状や模様が対象です。例:家具や家電の独自デザイン。
商標権:
商品やサービスを識別するマークやロゴを保護する権利です。例:企業ロゴやブランド名。
著作権:
文学、音楽、美術などの創作物を保護する権利で、産業財産権とは区別されます。例:小説、映画、楽曲。


