【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(ストラテジ) [問59] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問59

企業の財務状況を表す「損益計算書」において、収益から売上原価を差し引いたものを何と呼ぶか。

  • 営業利益
  • 経常利益
  • 売上総利益
  • 当期純利益

正解

正解は「」です。

解説

 この問題の正解は「売上総利益」です。損益計算書は、企業の一定期間における収益と費用の関係を整理して、最終的にどれだけ利益を出したのかを示す重要な財務諸表です。その中で「収益(売上高)」から「売上原価」を差し引いたものを「売上総利益」と呼びます。売上総利益は「粗利益」とも呼ばれ、会社が商品やサービスを販売して得た収益から、仕入れや製造に直接かかった費用を引いた段階の利益を表します。

 例えば、パン屋さんをイメージしてみましょう。パン1個を200円で販売したとします。そのパンを作るために小麦粉やバターなど材料費が100円かかったとします。この場合、売上高は200円、売上原価は100円、差し引いた100円が「売上総利益」となります。この利益は、企業がどれだけ効率的に商品を売っているかを表す基礎的な指標です。

 一方で、売上総利益は企業の最終的な利益ではありません。この後に人件費や広告費、家賃などの「販売費及び一般管理費」を差し引くと「営業利益」となり、さらに利息や投資収益などを加減して「経常利益」、税金を差し引いて「当期純利益」とつながっていきます。つまり、売上総利益は利益計算のスタート地点であり、その後の費用や収益を調整して最終的な利益が導かれる流れになります。

 したがって、収益から売上原価を引いた段階での利益を問う問題であり、正解は「売上総利益」となります。

ア(営業利益):
 営業利益は売上総利益から人件費や広告費などの販売費及び一般管理費を差し引いたものです。本問の「収益-売上原価」ではなく、さらに経費を引いた段階の利益にあたります。
イ(経常利益):
 経常利益は営業利益に加え、受取利息や支払利息などの営業外収益・費用を加減したものです。金融活動も含めた利益であり、売上総利益とは異なります。
エ(当期純利益):
 当期純利益は経常利益から税金や特別損益を差し引いた最終的な利益です。いわば「会社が最終的に手元に残した利益」であり、最も下流に位置します。本問の条件とは一致しません。

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解法のポイント

 損益計算書の各段階での利益の違いを理解することが重要です。売上総利益は「収益-売上原価」で粗利益を示し、その後に販売管理費や営業外収益・費用、税金を差し引いていくことで営業利益→経常利益→当期純利益へとつながります。用語と計算式をセットで覚えると混乱を防げます。

用語補足

損益計算書:
企業の一定期間の収益と費用をまとめ、最終的な利益を示す財務諸表です。家計簿で「収入-支出=残りのお金」を計算するイメージに近いです。

売上総利益:
売上高から売上原価を引いた利益で、粗利益とも呼ばれます。商品販売やサービス提供でどれだけ直接的な利益を得ているかを示します。

営業利益:
売上総利益から販売費や一般管理費を差し引いた利益で、企業の本業による収益力を表す指標です。例えば人件費や広告費を含めて本業でどれだけ利益が出ているかを確認できます。



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