【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(ストラテジ) [問68] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問68

企業のIT投資評価において、投資から得られる収益が、投資によって発生する費用をどれだけ上回るかを示す指標はどれか。

  • 投資回収期間
  • 損益分岐点
  • ROI(投資収益率)
  • NPV(正味現在価値)

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「NPV(正味現在価値)」です。NPVは、投資から得られる将来のキャッシュフローを現在価値に割り引き、初期投資額を差し引いた値で、投資がどれだけ収益を生むかを金額で示す指標です。つまり、NPVがプラスであれば、投資による収益が費用を上回っていることを意味し、投資判断に有効です。

 例えば、100万円の初期投資で将来の収益の現在価値が120万円なら、NPVは20万円となり、投資効果があると判断できます。一方、ROI(投資収益率)は収益性の割合を示す指標であり、投資額に対してどれだけの利益が得られるかを%で表します。投資回収期間は初期投資を回収するまでの期間を示す指標、損益分岐点は売上が費用を上回る売上高を示す指標です。

 日常生活で例えると、NPVは「投資で得られる純利益の現在価値」、ROIは「費用に対する利益の割合」、投資回収期間は「借金を返し終えるまでの期間」に例えられます。

ア(投資回収期間):
 投資回収期間は初期投資を何年で回収できるかを示す指標で、収益が費用をどれだけ上回るかは示しません。
イ(損益分岐点):
 損益分岐点は売上が費用を上回る時点を示すもので、投資の収益性を評価するNPVとは異なります。
ウ(ROI(投資収益率)):
 ROIは収益性を割合で示す指標で、収益の絶対額が費用を上回るかどうかはNPVで評価します。

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解法のポイント

 この問題では、投資評価指標の意味を正確に理解しているかがポイントです。NPVは収益と費用の差額を現在価値で示す指標であることを覚え、ROIや投資回収期間との違いを区別する練習をすると、投資評価に関する問題で迷わなくなります。

用語補足

NPV(正味現在価値):
投資による将来の収益を現在価値に割り引き、初期投資額を差し引いた金額で、投資効果の大きさを示す指標です。

ROI(投資収益率):
投資額に対して得られる利益の割合を示す指標です。例:100万円投資して20万円利益が出ればROIは20%です。

投資回収期間:
初期投資額を回収するまでにかかる期間を示す指標です。早く回収できるほどリスクが低いとされます。

損益分岐点:
売上高が費用を上回り利益がゼロになる点を示す指標で、収益性を分析するために用いられます。



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