【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問20] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問20

以下のシステム開発プロジェクトにおける活動のうち、プロジェクト統合マネジメントの活動に分類されるものはどれか

  • a. プロジェクト憲章の作成
  • b. プロジェクトマネジメント計画書の作成
  • c. 変更要求の評価と管理
  • a のみ
  • b のみ
  • a, b
  • a, b, c

正解

正解は「」です。

解説

 プロジェクト統合マネジメントは、プロジェクトマネジメントの10の知識エリアの中心に位置し、他のすべてのマネジメント活動(スコープ、コスト、スケジュールなど)を調整・統合する役割を担います。オーケストラの指揮者のように、各パートの演奏をまとめ上げ、一つの調和の取れた音楽を創り上げるイメージです。問題に挙げられているa, b, cの活動は、すべてこの統合マネジメントの代表的なプロセスです。

  • a. プロジェクト憲章の作成:プロジェクトを公式に認可し、プロジェクトマネージャに権限を与える、プロジェクトの出発点となる文書です。
  • b. プロジェクトマネジメント計画書の作成:スコープ、スケジュール、コストなど、他のすべてのマネジメント計画を統合し、プロジェクト全体の進め方を定義するマスタープランです。
  • c. 変更要求の評価と管理:プロジェクト中に発生する仕様変更などの要求を一元的に管理し、その影響を総合的に評価して、承認・否認を決定するプロセスです。

これらはいずれも、プロジェクトの特定の一部分ではなく、プロジェクト全体を俯瞰し、整合性を保つための活動であるため、プロジェクト統合マネジメントに分類されます。したがって、a, b, cのすべてが該当し、選択肢エが正解となります。

ア(a のみ):
 bとcも統合マネジメントの活動に含まれるため、不正解です。
イ(b のみ):
 aとcも統合マネジメントの活動に含まれるため、不正解です。
ウ(a, b):
 cの変更管理プロセスも統合マネジメントの重要な活動であるため、不正解です。

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解法のポイント

 プロジェクト統合マネジメントの活動を特定する問題では、「プロジェクト全体を俯瞰・調整する活動か?」という視点で判断するのがポイントです。プロジェクト憲章やプロジェクトマネジメント計画書は、まさにプロジェクト全体の土台となる文書です。また、変更管理は、一つの変更がスケジュール、コスト、品質など複数の領域に与える影響を総合的に判断する必要があるため、統合マネジメントの役割となります。個別の要素(例:リスクの洗い出し、コストの見積り)ではなく、それらを束ねる活動が統合マネジメントであると理解しておきましょう。

用語補足

プロジェクト統合マネジメント:
 プロジェクトマネジメントの各プロセスを特定し、定義し、結合し、統一し、調整する活動です。プロジェクト全体の調整役を担います。

プロジェクト憲章:
 プロジェクトの存在を公式に承認する文書です。プロジェクトの目的、目標、主要なステークホルダ、任命されたプロジェクトマネージャなどが記載されます。会社の設立趣意書のようなものです。

プロジェクトマネジメント計画書:
 プロジェクトをどのように実行、監視・コントロール、終結させるかを記述した、包括的な文書です。プロジェクト全体の設計図や説明書にあたります。

変更要求:
 プロジェクトの進行中に発生する、スコープ、スケジュール、コストなど、当初の計画からの変更を求める公式な要求のことです。



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