【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問10] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問10

プロジェクトのスケジュール管理で用いられるガントチャートの説明として、最も適切なものはどれか。

  • 作業の依存関係を矢印で結んだネットワーク図であり、クリティカルパスを特定するために使用される。
  • プロジェクトの階層構造を示し、成果物を中心に作業を分解した図である。
  • プロジェクトのコストと進捗を曲線で示し、計画と実績の差異を視覚的に把握するための図である。
  • 縦軸に作業項目、横軸に時間をとり、各作業の開始日、終了日、期間を横棒で示した図である。

正解

正解は「」です。

解説

 ガントチャートは、プロジェクトのスケジュールを視覚的に表現するための棒グラフの一種です。選択肢エは、このガントチャートの構成要素を最も正確に説明しています。具体的には、縦軸にWBSなどで洗い出した作業(タスク)を並べ、横軸に時間(日付や週)をとります。そして、各作業の開始日から終了日までの期間を、横長の棒(バー)で示します。これにより、「どの作業がいつ始まり、いつ終わるのか」が一目でわかります。また、棒の中に進捗率を塗りつぶして示すことで、計画に対して進んでいるのか、遅れているのかを直感的に把握することができます。

 夏休みの計画表で、7月20日から30日までを「宿題」、8月1日から10日までを「自由研究」のように、横棒で期間を示したことがあるかもしれませんが、あれがまさにガントチャートの基本的な形です。プロジェクト管理における最もポピュラーなツールのひとつです。

ア(作業の依存関係を矢印で結ん…):
 これはPERT図(アローダイアグラム)の説明です。作業の前後関係を分析するのに適しています。
イ(プロジェクトの階層構造を示し…):
 これはWBS(作業分解構成図)の説明です。作業の洗い出しと構造化に使われます。
ウ(プロジェクトのコストと進捗を…):
 これはEVM(アーンドバリューマネジメント)で用いられるトレンドグラフの説明です。

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解法のポイント

 プロジェクトマネジメントで使われる様々な図(ガントチャート、PERT図、WBSなど)の特徴を区別して覚えることが重要です。ガントチャートは「棒グラフでスケジュールを可視化するもの」と覚えておきましょう。縦軸が作業、横軸が時間、というのが最も大きな特徴です。それぞれの図が「何を目的として」「どのような見た目なのか」をセットでイメージできるようにしておくと、問題文の説明から適切な図を判断しやすくなります。各ツールがプロジェクト管理のどの側面(スケジュール、作業範囲、コストなど)に焦点を当てているかを意識することも有効です。

用語補足

ガントチャート:
 縦軸に作業、横軸に時間をとり、作業期間を棒グラフで示した図です。プロジェクトの全体像と各作業のスケジュールを直感的に把握できます。

クリティカルパス:
 プロジェクトの開始から終了までの最も時間のかかる一連の作業経路のことです。このパス上の作業が遅れると、プロジェクト全体の完了も遅れます。

PERT図:
 各作業を矢印(アロー)で、作業の結合点を丸(ノード)で表し、作業の前後関係をネットワーク状に示した図です。クリティカルパスの特定などに使われます。

WBS (Work Breakdown Structure):
 プロジェクト全体の作業を、より小さな管理しやすい単位に階層的に分解した図です。プロジェクトで「やることリスト」を詳細に作成するようなものです。



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