【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問18] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問18

DevOpsを実践する組織における特徴として、最も適切なものはどれか。

  • 開発部門と運用部門の役割を厳密に分離し、互いの業務に干渉しないようにする。
  • 開発から運用までの一連のプロセスを自動化し、迅速かつ頻繁なリリースを目指す。
  • システムのリリース後は、運用部門のみが全ての責任を負い、開発部門は関与しない。
  • 新規機能の開発を優先し、システムの安定稼働や監視は二の次とする。

正解

正解は「」です。

解説

 DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)を組み合わせた造語で、これまで対立しがちだった開発チームと運用チームが密接に連携・協力し合うことで、ビジネス価値をより迅速かつ確実に顧客に届けることを目指す考え方や文化、プラクティスです。選択肢イは、このDevOpsの核心的な特徴を最もよく表しています。DevOpsを実践する組織では、ソフトウェアが作られてからユーザに届けられるまでの一連の流れ(ビルド、テスト、リリース、デプロイなど)を、CI/CDツールなどを用いて徹底的に自動化します。

 これにより、ヒューマンエラーを減らし、作業時間を大幅に短縮できます。その結果、新しい機能や修正を、これまでのように数ヶ月に一度ではなく、毎日あるいは毎週といった非常に短いサイクルで、頻繁にリリースすることが可能になります。これにより、市場の変化や顧客のフィードバックに素早く対応できるようになるのです。

ア(開発部門と運用部門の役割を厳…):
 これはDevOpsの考え方とは真逆です。DevOpsは部門間の壁(サイロ)を取り払い、連携を強化することを目指します。
ウ(システムのリリース後は、運用部…):
 DevOpsでは、開発チームもリリース後のシステムの安定稼働に責任を持ちます(”You build it, you run it.” – あなたが作ったのだから、あなたが運用しなさい)。責任の押し付け合いを防ぎます。
エ(新規機能の開発を優先し、シス…):
 DevOpsは開発のスピード(迅速性)とシステムの安定性を両立させることを目指します。安定稼働を二の次にはしません。

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解法のポイント

 DevOpsのキーワードは「連携」「自動化」「迅速なリリース」です。開発と運用が協力し(連携)、プロセスを自動化することで、素早く価値を届ける(迅速なリリース)、というストーリーを理解することが重要です。選択肢の中で、部門間の分離や責任の偏り、安定性の軽視といった、このストーリーに反する内容は誤りであると判断できます。DevOpsは単なるツール導入ではなく、組織文化の変革でもあるという点も押さえておきましょう。

用語補足

DevOps (デブオプス):
 開発担当者と運用担当者が協力し合うことで、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を効率化し、ビジネス価値の提供を迅速化する考え方です。

開発部門 (Development):
 新しい機能の設計やプログラミングなど、ソフトウェアを「作る」ことを担当する部門です。

運用部門 (Operations):
 リリースされたシステムが安定して動き続けるように、サーバの管理や監視、障害対応などを担当する部門です。

CI/CD (継続的インテグレーション/継続的デリバリー):
 ソースコードの変更を自動的にビルド・テストし(CI)、いつでもリリース可能な状態に保ち、承認されれば自動で本番環境にリリースする(CD)仕組みです。DevOpsを実現するための重要な技術的プラクティスです。



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