【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問27] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問27

AIOpsの説明として、最も適切なものはどれか。

  • AIや機械学習を活用してIT運用を自動化し、障害の予兆検知や根本原因の特定を迅速に行うアプローチ。
  • AI開発プロジェクトを管理するための専門的なプロジェクトマネジメント手法。
  • 顧客からの問い合わせに対して、AIチャットボットが自動で応答するサービスデスクの形態。
  • AIを利用して、システムのソースコードを自動生成するソフトウェア開発手法。

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「AIや機械学習を活用してIT運用を自動化し、障害の予兆検知や根本原因の特定を迅速に行うアプローチ。」です AIOps(エーアイオプス)は、「AI for IT Operations」の略で、その名の通りITの運用(Operations)にAI(人工知能)の技術を取り入れる考え方です。現代のITシステムは非常に複雑で、毎日膨大な量のログデータや監視データが生み出されます。これらのデータを人間だけで全てチェックして、問題の兆候を見つけ出すのは非常に困難です。そこでAIOpsでは、AIや機械学習を使って大量のデータを自動で分析します。

 例えば、いつもと違うパターンのログが出始めたら「何か問題が起きるかもしれない」と事前に警告(予兆検知)したり、障害が発生したときに関連するログやアラートを瞬時に結びつけて「原因はこれだ」と特定したりします。これにより、問題の発見や解決がスピードアップし、システムの安定稼働につながります

イ(AI開発プロジェクトを管理するための専門的なプロジェクトマネジメント手法。):
 これはAIOpsの説明ではありません。AIOpsは開発管理ではなく、IT運用の効率化に関するアプローチです
ウ(顧客からの問い合わせに対して、AIチャットボットが自動で応答するサービスデスクの形態。):
 AIチャットボットはAIOpsで活用される技術の一つですが、AIOpsそのものの説明としては限定的です
エ(AIを利用して、システムのソースコードを自動生成するソフトウェア開発手法。):
 これはAIを用いた開発手法の説明であり、IT運用を対象とするAIOpsとは異なります

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解法のポイント

 AIOpsという用語を分解して考えると、解法のヒントが見えてきます。「AI」は人工知能、「Ops」はIT運用(Operations)を指します。つまり、「AIをIT運用に活用するもの」という大枠を掴むことが重要です。この視点で選択肢を見ると、アが「IT運用を自動化し、障害の予兆検知や根本原因の特定を行う」と説明しており、まさにAIの得意分野をIT運用に適用した内容となっています他の選択肢は、プロジェクト管理や顧客対応、開発手法など、IT運用とは異なる領域の話をしているため、消去法でも正解にたどり着くことができます。DevOpsやMROpsなど、「〇〇Ops」という用語はIT運用の効率化に関連することが多いと覚えておくと良いでしょう。

用語補足

AIOps:
 AI(人工知能)をITシステムの運用(Operations)に活用する考え方です優秀なAIの警備員が24時間システムを監視し、異常の兆候をいち早く見つけたり、トラブルの原因を素早く特定してくれたりするイメージです。

機械学習:
 コンピュータがデータから自動でルールやパターンを学習する技術のことです。例えば、たくさんの犬の画像を見せて「これが犬です」と教えることで、コンピュータが新しい画像を見ても犬かどうかを判断できるようになる、といった技術です。

予兆検知:
 本格的な障害や問題が発生する前に、その前触れとなるわずかな兆候を検知することです例えば、車のエンジンからいつもと違う小さな音がし始めたことに気づき、「故障する前に点検に出そう」と判断するようなものです。

根本原因:
 ある問題を引き起こしている、おおもとの原因のことです部屋が暑い(問題)とき、エアコンが効かない(直接原因)のはなぜか調べたら、リモコンの電池が切れていた(根本原因)というような関係です。



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