【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問31] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問31

あるプロジェクトにおいて、現時点でのPV(計画価値)が600万円、EV(出来高)が540万円であった。このプロジェクトのスケジュール効率を示すSPI(スケジュールパフォーマンスインデックス)の値はいくらか。

  • 0.8
  • 0.83
  • 0.9
  • 1.11

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「0.9」です この問題は、プロジェクト管理手法の一つであるEVM(出来高管理)に関する計算問題です。EVMでは、プロジェクトの進捗を「コスト」と「スケジュール」の観点から定量的に評価します。 スケジュール効率を示す指標であるSPI(スケジュールパフォーマンスインデックス)は、以下の計算式で求められます。

SPI = EV (出来高) ÷ PV (計画価値)

問題文で与えられた値をこの式に当てはめてみましょう

  • EV (出来高) = 540万円
  • PV (計画価値) = 600万円
  • SPI = 540 ÷ 600 = 0.9

したがって、SPIの値は0.9となります SPIは、1を基準として評価します。

  • SPI > 1:計画より進んでいる(効率が良い)
  • SPI = 1:計画通り
  • SPI < 1:計画より遅れている(効率が悪い)

今回の結果は0.9なので、このプロジェクトは計画よりもスケジュールが遅れている状態にあると判断できます。
例えば、「10日経った時点で、本来なら全体の60%が終わっているはず(PV)なのに、実際は54%しか終わっていない(EV)」という状況を表しています。

ア(0.8):
 計算が誤っています。数値を正しく当てはめて計算する必要があります。
イ(0.83):
 計算が誤っています。例えば、600を540で割るなど、分子と分母を逆にしてしまうと近い値になりますが、間違いです。
エ(1.11):
 計算が誤っています。これはPVをEVで割った値(600 ÷ 540 ≒ 1.11)であり、SPIの計算式とは逆です。

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解法のポイント

 EVM関連の計算問題を解くためには、各指標の計算式を正確に覚えていることが絶対条件です。特に重要なのは、スケジュール効率を示すSPIと、コスト効率を示すCPIの2つです。

  • SPI = EV ÷ PV (スケジュールのS、Pが分母)
  • CPI = EV ÷ AC (コストのC、Aが分母)

このように、どちらの計算式も分子はEV(出来高)であると覚えると混同しにくくなります。問題文で「スケジュール効率を示すSPI」と問われているので、迷わず「SPI = EV ÷ PV」の式を使いましょうあとは与えられた数値を代入すれば、確実に正解できます。EVMの計算問題は得点源にしやすいので、必ずマスターしておきましょう。

用語補足

EVM (Earned Value Management):
 プロジェクトの進捗を「計画(PV)」「実績(EV)」「コスト(AC)」の3つの指標を使って、客観的に管理する手法です。日本語では「出来高管理」と呼ばれます。

PV (Planned Value):
 計画価値。ある時点までに完了しているはずの作業の予算額です「計画では、今日までに60万円分の作業が終わっているはずだった」という場合の60万円がPVです。

EV (Earned Value):
 出来高。ある時点までに実際に完了した作業の、もともとの予算額です「実際には、今日までに54万円分の作業が終わった」という場合の54万円がEVです。

SPI (Schedule Performance Index):
 スケジュール効率指数。計画に対して、どれだけ効率的に進んでいるかを示す指標です値が1より小さいと計画より遅れていることを意味します。



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