【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問38] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問38

システム監査のプロセスにおいて、監査対象の概要やリスクを把握し、具体的な監査計画を立案するために実施する調査はどれか。

  • 本調査
  • フォローアップ
  • 予備調査
  • 報告会

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「予備調査」です。システム監査は、一般的に「監査計画の立案」「予備調査」「本調査」「評価・結論」「報告・フォローアップ」といったプロセスで進められます。予備調査は、本格的な監査(本調査)に入る前に行う準備段階の調査ですこの段階で、監査人は監査対象となるシステムや業務について、関連資料の閲覧や担当者へのヒアリングを通じて、概要を理解します。そして、どのようなリスクが潜んでいるかを洗い出し、どこを重点的にチェックすべきか(監査の重点項目)を特定します。

 この予備調査の結果をもとに、監査の時間、人員、具体的な手続きなどを盛り込んだ、より詳細な監査計画を策定します。旅行に行く前に、行き先の情報をガイドブックやインターネットで調べ、どこを観光するか、どんなルートで回るか計画を立てるのに似ています。事前の下調べをしっかり行うことで、効率的で効果的な監査(本調査)が実施できるのです

ア(本調査):
 予備調査で立てた計画に基づき、実際に監査証拠を収集・分析する、監査の中心的な活動です
イ(フォローアップ):
 監査報告書で改善提案をした後、その改善がきちんと実施されているかを確認する活動です
エ(報告会):
 監査結果を経営者や被監査部門に報告するための会議体です

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解法のポイント

 システム監査のプロセス(流れ)を理解しているかが問われる問題です。解法の鍵は、問題文の「具体的な監査計画を立案するために実施する調査」という部分ですつまり、「計画立案のため」の「事前調査」が何かを考えます。「予備」という言葉には「本格的なものの前に行う」という意味がありますので、「予備調査」が最も適していると判断できます。システム監査の一連の流れ(計画→予備調査→本調査→報告→フォローアップ)を頭に入れておけば、各プロセスがどのような目的で行われるのかを整理しやすくなり、同様の問題にも対応できるようになります。

用語補足

システム監査プロセス:
 システム監査を開始してから完了するまでの一連の手順のことです。一般的に、計画、調査、評価、報告といった段階を踏んで進められます。

予備調査:
 本格的な調査(本調査)に先立って行われる事前調査のことです監査対象の概要を把握し、リスクを評価して、本調査の計画を具体化する目的があります。登山前に天気やルートを下調べするようなものです。

本調査:
 監査計画に基づいて、実際に監査証拠を収集し、分析・評価を行う監査活動の中心部分です予備調査で立てた計画に沿って、実際に山に登る活動にあたります。

フォローアップ:
 監査報告で指摘した問題点について、その後、改善措置が適切に講じられているかを確認する活動です病院で治療を受けた後、経過を観察するために再診察するようなものです。



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