【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問5] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問5

プロジェクトの進捗管理手法であるEVM (Earned Value Management) において、コスト効率を示す指標はどれか。

  • CPI (Cost Performance Index)
  • SPI (Schedule Performance Index)
  • EAC (Estimate At Completion)
  • BAC (Budget At Completion)

正解

正解は「」です。

解説

 正解はCPI (Cost Performance Index)です。EVM(Earned Value Management)は、プロジェクトの進捗を「コスト」と「スケジュール」の両面から定量的に管理する手法です。CPIは、その中でも特にコスト効率を測るための指標です。日本語では「コスト効率指数」と呼ばれ、「CPI = EV (出来高) ÷ AC (実コスト)」という式で計算されます。

 EVは完了した作業の価値(予算)で、ACはそこまでにかかった実際の費用です。この値が1より大きいと、かけた費用以上の価値を生み出している、つまりコスト効率が良い(予算内で順調)と判断できます。逆に1より小さいと、かけた費用ほどの価値を生み出せていない、つまりコスト効率が悪い(予算超過)状態を示します。例えば、100円の予算の作業を80円で完了できれば、CPIは1.25となり効率が良いと言えます。このように、CPIはプロジェクトのお金の使い方の上手さを評価する成績表のようなものです。

イ(SPI (Schedule Performan…):
 SPI(スケジュール効率指数)は、スケジュールの進捗効率を示す指標です。コストではなく、計画に対して進んでいるか遅れているかを表します。
ウ(EAC (Estimate At Comp…):
 EAC(完成時総コスト見積り)は、現在のペースで進んだ場合に、プロジェクト完了時に総額いくらかかるかの予測値です。
エ(BAC (Budget At Compl…):
 BAC(完成時総予算)は、プロジェクト開始時に計画された全体の総予算額です。実績ではなく、当初の計画値です。

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解法のポイント

 EVM関連の問題を解く鍵は、各指標のアルファベットが何を表しているかを理解することです。CPIの「C」はCost(コスト)、SPIの「S」はSchedule(スケジュール)です。問題文で「コスト効率」と問われているため、「C」が含まれるCPIが正解であると判断できます。同様に、「スケジュール効率」と問われればSPIが正解になります。このように、略語の意味を覚えておくだけで、多くの問題に対応できるようになります。BAC, EACなどの他の指標についても、それぞれの意味を正確に区別して覚えておきましょう。

用語補足

EVM (Earned Value Management):
 プロジェクトの進捗を、作業の価値(Earned Value)を軸にして、コストとスケジュールの観点から定量的に分析・管理する手法です。ダイエットで、目標体重と現在の体重、そしてこれまでかけた費用をまとめて管理するようなイメージです。

CPI (Cost Performance Index):
 コスト効率指数。投入したコストに対して、どれだけの価値を生み出せたかを示す指標です。燃費のようなもので、数値が高いほど効率が良いことを示します。

SPI (Schedule Performance Index):
 スケジュール効率指数。計画上の進捗に対して、実際の進捗がどれだけ進んでいるか(または遅れているか)を示す指標です。予定通りなら1、進んでいれば1より大きく、遅れていれば1より小さくなります。

EV (Earned Value):
 出来高。ある時点までに完了した作業に割り当てられていた予算額のことです。1000円の予算の仕事のうち、半分が終わっていればEVは500円となります。



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