【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問50] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問50

アジャイル開発の価値観を示した「アジャイルソフトウェア開発宣言」の一文である「(a)よりも(b)に価値を置く」の(a)と(b)の組み合わせとして、適切なものはどれか。

  • a: 包括的なドキュメント, b: プロセスとツール
  • a: 契約交渉, b: 顧客との協調
  • a: 個人と対話, b: 計画に従うこと
  • a: 変化への対応, b: 動くソフトウェア

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「イ」です。「アジャイルソフトウェア開発宣言」は、アジャイル開発が重視する4つの価値観を定義しています。それは「aよりもbに価値を置く」という形で表現され、aを全く無視するわけではないが、bの方をより重視するという意味合いです。選択肢「イ」の「契約交渉よりも顧客との協調に価値を置く」は、その4つの価値観のうちの一つです。これは、最初に厳密な契約を結んでその通りに進めるよりも、開発の過程で顧客と密にコミュニケーションをとり、協力し合いながら、本当に価値のあるものを作り上げることを重視するという考え方です。

 例えば、家を建てる際に、最初の設計図通りに rigidly 進めるのではなく、建築の途中で施主と何度も話し合い、より良い住まいを一緒に作り上げていくイメージです。アジャイル開発では、このような顧客との協力関係が非常に重要視されます。

ア(a: 包括的なドキュメント,…):
 アジャイル宣言では「プロセスとツールよりも個人と対話を」とされており、逆になっています。
ウ(a: 個人と対話,…):
 アジャイル宣言では「計画に従うことよりも変化への対応を」とされており、aとbが宣言の内容と一致していません。
エ(a: 変化への対応,…):
 アジャイル宣言では「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを」とされており、aとbが宣言の内容と一致していません。

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解法のポイント

 アジャイルソフトウェア開発宣言の4つの価値観は、アジャイル開発を理解する上で非常に重要であり、試験でも頻繁に問われます。この4つを正確に覚えておくことが解法のポイントです。

  1. プロセスやツールよりも個人と対話を
  2. 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを
  3. 契約交渉よりも顧客との協調を
  4. 計画に従うことよりも変化への対応を

特に、何を「よりも」何を「重視する」のか、その対比関係をしっかり記憶しておきましょう。選択肢はこれらの組み合わせを入れ替えて作られることが多いです。

用語補足

アジャイル開発:
 「計画→設計→実装→テスト」という工程を、機能ごとの小さい単位で繰り返す開発手法です。素早く(agile)開発を進め、仕様変更に柔軟に対応できるのが特徴です。

アジャイルソフトウェア開発宣言:
 アジャイル開発の根底にある価値観や原則をまとめた文書です。2001年に提唱され、アジャイル開発の原点とされています。

ドキュメント:
 文書や記録のことです。ソフトウェア開発では、仕様書や設計書、マニュアルなどを指します。アジャイルでは、完璧な書類作りよりも、実際に動くソフトウェアを作ることを優先します。

協調:
 異なる立場の人々が協力し合うことです。アジャイル開発では、開発者と顧客が密に連携し、同じ目標に向かって協力することが成功の鍵とされています。



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