【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問52] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問52

システム監査人が、監査の結論を形成する過程で入手した資料や作成した記録を体系的に整理したファイルはどれか。

  • 監査報告書
  • 監査調書
  • 監査計画書
  • 改善提案書

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「イ」の監査調書です。システム監査において、監査人は監査の意見(結論)を述べるために、様々な証拠を集めます。例えば、インタビューの記録、チェックリストの結果、設定ファイルのコピー、ログの分析結果などです。これらの入手した資料や、監査人が作業の過程で作成した記録を、後から見て監査の内容が分かるように体系的に整理してまとめたものが「監査調書」です。これは、監査人が「なぜその結論に至ったのか」という根拠を示すための非常に重要な記録ファイルとなります。

 刑事ドラマで、刑事が捜査で集めた証拠写真や関係者の証言メモなどを一つのファイルにまとめているシーンがありますが、監査調書はそれに近いイメージです。監査の品質を保証し、監査人の意見を裏付けるための証拠の集まりが監査調書なのです。

ア(監査報告書):
 監査の結果、発見した問題点や改善提案などをまとめて、経営者などに報告するための最終的な成果物です。
ウ(監査計画書):
 監査を始める前に、監査の目的、範囲、実施方法、スケジュールなどをまとめた計画書です。
エ(改善提案書):
 監査報告書の一部に含まれることが多いですが、発見した問題点に対して具体的にどう改善すべきかを提案する文書です。

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解法のポイント

 この問題を解くには、システム監査の一連の流れと、その中で作成される各文書の役割を理解しておくことが重要です。監査は「計画(監査計画書)」→「実施(監査証拠の収集と監査調書の作成)」→「報告(監査報告書)」という流れで進みます。問題文の「監査の結論を形成する過程で入手した資料や作成した記録」という部分が、監査の「実施」段階の活動を指していることに気づけば、その過程で作成される「監査調書」が正解だと判断できます。各文書がどの段階で、何のために作られるのかを区別して覚えましょう。

用語補足

システム監査人:
 情報システムに関する監査を行う専門家です。システムの信頼性や安全性などを、独立した客観的な立場で評価します。

監査調書:
 監査の過程で収集した証拠や記録をまとめたファイルです。監査意見の根拠となり、監査手続きが適切に行われたことを証明する役割を持ちます。

監査報告書:
 監査の最終成果物です。監査の目的、範囲、結論(意見)、発見事項、改善提案などが記載され、経営者や被監査部門の責任者に提出されます。

監査証拠:
 監査人の判断の根拠となる情報のことです。文書、記録、物理的な確認、担当者への質問に対する回答など、様々なものが含まれます。



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