【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問74] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問74

システムの変更要求があった際に、その変更が技術面、コスト面、スケジュール面に与える影響を評価し、実施の可否を決定する組織や会議体はどれか。

  • 変更諮問委員会 (CAB: Change Advisory Board)
  • サービスデスク
  • プロジェクトマネジメントオフィス (PMO)
  • 品質保証チーム (QA)

正解

正解は「」です。

解説

 正解は選択肢アです。変更諮問委員会(CAB: Change Advisory Board)は、ITサービスに対する変更要求の内容を多角的に評価し、その変更を実施するかどうかを承認・否認するための会議体です。システムへの変更は、良かれと思って行ったことが、思わぬ副作用(バグや性能低下など)を引き起こすリスクをはらんでいます。そのため、CABには技術部門、運用部門、ビジネス部門など、様々な立場の専門家が集まり、変更がもたらす技術的、費用的、スケジュール的な影響を慎重に検討します。

 例えば、あるアプリに新しい機能を追加する変更要求があった場合、CABはその機能が本当に必要か、開発にいくらかかるか、いつまでにできるか、他のシステムに悪影響はないか、などを総合的に判断します。これにより、無計画な変更による混乱を防ぎ、システムの安定性を保つことができます。

イ(サービスデスク):
 利用者からの問い合わせ窓口です。インシデント対応やサービス要求の受付を行いますが、変更の承認は行いません。
ウ(プロジェクトマネジメントオフィス (PMO)):
 組織内のプロジェクトマネジメントを標準化したり、プロジェクトマネージャを支援したりする部門です。個別の変更承認が主業務ではありません。
エ(品質保証チーム (QA)):
 製品やサービスが品質基準を満たしているかをテストし、保証するチームです。変更の可否を決定する組織ではありません。

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解法のポイント

 ITサービスマネジメントにおける「変更管理」プロセスと、その中で重要な役割を果たす「CAB」の機能を結びつけて覚えることがポイントです。「諮問(しもん)」という言葉には「専門家の意見を求める」という意味があります。CABはまさに、変更に関する様々な専門家が集まって意見を出し合い、可否を決定する場です。この言葉の意味からも、CABの役割を推測することができます。

用語補足

CAB (変更諮問委員会):
 システム変更の承認を行うための会議体です。家のリフォームをする際に、家族会議を開いて、費用やデザイン、工事期間などを話し合って決めるのに似ています。

変更管理:
 ITサービスへの変更を安全かつ効率的に行うためのプロセスです。変更によるリスクを最小限に抑えることを目的とします。

サービスデスク:
 利用者からの問い合わせやトラブル報告を受け付ける単一の窓口です。会社の情報システム部のヘルプデスクなどがこれにあたります。

PMO (プロジェクトマネジメントオフィス):
 組織内のプロジェクトマネジメント活動を支援・標準化する専門部署です。複数のプロジェクトを横断的にサポートします。



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