【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問84] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問84

プロジェクトの調達マネジメントにおいて、発注者が受注候補の業者に提案や見積りを依頼するために発行する文書はどれか。

  • 提案依頼書 (RFP)
  • 作業指示書 (SOW)
  • 発注書 (PO)
  • 秘密保持契約書 (NDA)

正解

正解は「」です。

解説

 正解は選択肢アです。提案依頼書(RFP: Request For Proposal)は、システム開発などを外部の業者に委託する際に、発注側(依頼する側)が作成する文書です。この文書には、どのようなシステムを作ってほしいのかという要件や目的、予算、納期などを具体的に記述します。そして、これを受け取った複数の受注候補業者(ITベンダーなど)は、RFPの内容に基づいて「我々の会社なら、このようなシステムを、このような技術で、このくらいの費用と期間で実現できます」という具体的な提案書と見積書を作成し、発注者に提出します。

 発注者は、集まった提案内容を比較検討し、最も適した委託先を選定します。家を建てるときに、複数の建築会社に「こんな間取りで、こんなデザインの家を、この予算で建てたい」という要望を伝え、各社から設計プランと見積もりを出してもらうのに似ています。

イ(作業指示書 (SOW)):
 SOW (Statement of Work)は、契約後に、委託する作業の具体的な内容、範囲、成果物などを詳細に定義する文書です。
ウ(発注書 (PO)):
 PO (Purchase Order)は、委託先が決定した後、正式に仕事を発注するために発行する文書です。契約書の一種として扱われることもあります。
エ(秘密保持契約書 (NDA)):
 NDA (Non-Disclosure Agreement)は、RFPの提示など、取引の過程で知った相手の秘密情報を外部に漏らさないことを約束するために、契約交渉の初期段階で締結する文書です。

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解法のポイント

 調達プロセスで使われる各文書の役割と発行されるタイミングを理解することが重要です。「提案を依頼する」ための文書が「提案依頼書(RFP)」であると、名称から直接的に理解できます。RFP(提案依頼)→ 業者からの提案 → 業者選定 → SOWやPO(発注・契約)という一連の流れをイメージしておくと、他の選択肢との違いが明確になります。それぞれの略語(RFP, SOW, PO, NDA)が何の略で、何を意味するのかも覚えておくと万全です。

用語補足

調達マネジメント:
 プロジェクトに必要な製品、サービス、資源などを外部から購入・契約するための管理活動です。

RFP (Request For Proposal):
 提案依頼書のことです。発注者が、委託したい内容を具体的に記述し、業者に提案を求めるための文書です。

SOW (Statement of Work):
 作業範囲記述書のことです。契約内容について、具体的な作業範囲や成果物を明確にするために作成されます。

NDA (Non-Disclosure Agreement):
 秘密保持契約のことです。取引を通じて知り得た相手の機密情報を第三者に漏らさないことを約束する契約です。



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