【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問89] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問89

スクラムにおいて、1つのスプリントで開発チームが完成できると見なした作業量を何と呼ぶか。

  • エピック
  • ユーザーストーリー
  • プロダクトバックログ
  • 完成の定義 (Definition of Done)

正解

正解は「」です。

解説

 正解は選択肢エです。スクラムにおける「完成の定義(Definition of Done, DoD)」とは、ある作業項目(プロダクトバックログアイテム)がスプリント内で「完了した」と言えるための、チーム全員で合意した明確な基準のリストです。

 例えば、「ソースコードが書かれている」「テストが完了し、バグがない」「関連ドキュメントが更新されている」「コードレビューが済んでいる」といった項目がチェックリストとして定義されます。この定義があることで、「終わったつもり」といった曖昧さをなくし、全員が同じ品質基準で作業を進めることができます。そして、スプリントの終わりに生み出されるプロダクトの一部(インクリメント)は、この完成の定義をすべて満たしている必要があります。

ア(「エピック」):
 ユーザーストーリーの中でも、規模が大きく抽象的なものを指します。一つのスプリントでは完了できないほどの大きな機能の塊です。
イ(「ユーザーストーリー」):
 ユーザにとって価値のある機能を、ユーザ視点で記述したものです。「〇〇として、△△したい」といった形式で書かれます。
ウ(「プロダクトバックログ」):
 プロダクトに必要な機能や要求を優先度順に並べたリスト全体のことです。

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解法のポイント

 スクラムで使われる専門用語の意味を正確に理解しているかが問われます。問題文の「完成できると見なした作業量」を、「完成の基準」と読み替えることがポイントです。各選択肢の用語が、スクラム開発のどの要素を指すのかを整理しておきましょう。「完成の定義」は、チーム内での「完了」に対する認識のズレを防ぎ、品質を担保するための重要なルールであると覚えておくことが大切です。

用語補足

完成の定義 (Definition of Done):
 作業が「完了」したと見なすためのチーム共通の基準リストです。料理で言えば、「盛り付けまで終わったら完成」というルールのようなものです。

スプリント:
 スクラムにおける1~4週間の反復的な開発期間のことです。この期間内に計画した作業を完了させることを目指します。

ユーザーストーリー:
 開発すべき機能をユーザ視点で記述したものです。「買い物客として、商品をキーワードで検索したい」のように書かれます。

インクリメント:
 スプリントの完了時に生み出される、潜在的にリリース可能なプロダクトの一部分です。完成の定義を満たしたものの集合体です。



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