問題
問47
企業活動において、社外の利害関係者(顧客、投資家、地域社会など)に対して、企業の経営状況や活動内容、社会的責任に関する情報を説明する責任を何と呼ぶか。
- コンプライアンス
- コーポレートガバナンス
- ディスクロージャー
- アカウンタビリティ
正解
正解は「エ」です。
解説
正解は「アカウンタビリティ」です。アカウンタビリティとは、企業が自らの行動や意思決定について、利害関係者に説明責任を果たすことを指します。具体的には、経営状況、業績、社会的責任の取り組みなどを透明に報告し、株主や顧客、地域社会から信頼を得ることが目的です。日常の例でいえば、学校の先生が生徒や保護者に学級運営や成績の理由を説明するのと同じで、責任ある行動を説明する義務を負うことを意味します。
ディスクロージャーも情報開示を指しますが、会計や財務情報の公開に特化しています。一方でアカウンタビリティは財務情報に限らず、企業活動全般について説明責任を持つ広い概念です。企業が倫理的かつ持続可能な活動を行ううえで、アカウンタビリティの確保は非常に重要な経営姿勢となります。
ア(コンプライアンス):
法律や規則を遵守することを指し、外部への説明責任という意味ではないため誤りです。
イ(コーポレートガバナンス):
企業の意思決定や経営管理の仕組みを指し、利害関係者への説明責任とは異なるため誤りです。
ウ(ディスクロージャー):
財務や会計情報の開示を指しますが、社会的責任や企業活動全般の説明を含むアカウンタビリティとは範囲が異なるため誤りです。
解法のポイント
問題文で「社外の利害関係者に説明する責任」「経営状況や活動内容」「社会的責任」といったキーワードがある場合は、アカウンタビリティが正解です。ディスクロージャーやガバナンスとの違いを押さえ、説明責任の対象が企業活動全体か財務情報に限定されるかを意識すると解きやすくなります。
用語補足
アカウンタビリティ:
企業が自らの行動や意思決定について、利害関係者に説明責任を果たすことを指します。例えば、企業が環境保護活動や経営方針を公開して説明することが該当します。
ディスクロージャー:
企業が財務情報や経営情報を外部に公開することです。例として、有価証券報告書で株主に決算情報を提供することがあります。
コーポレートガバナンス:
企業の意思決定や経営管理の仕組みを指します。取締役会や監査役会を通じて、経営が適切に行われるようにする制度のことです。
コンプライアンス:
法律や規則、社内規程を守ることです。例えば、個人情報保護法を遵守して顧客情報を適切に管理することが該当します。


