【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(ストラテジ) [問51] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問51

企業のサプライチェーン全体を最適化し、原材料の調達から製品の生産、流通、販売までを一元的に管理することで、コスト削減や顧客満足度向上を目指す経営手法・概念はどれか。

  • CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
  • ERP(エンタープライズリソースプランニング)
  • SCM(サプライチェーンマネジメント)
  • BI(ビジネスインテリジェンス)

正解

正解は「」です。

解説

 この問題の正解は「SCM(サプライチェーンマネジメント)」です。SCMとは、原材料の調達から製造、流通、販売に至るまでの一連の流れを「サプライチェーン」と呼び、それを全体として効率的に管理する考え方です。従来、調達部門・製造部門・販売部門がそれぞれ独立して動いていたため、在庫が過剰になったり、納期が遅れたりといった非効率が起きやすい状況がありました。そこでSCMでは、これらを一つの大きな流れとして捉え、全体最適化を目指します。

 例えば、コンビニの仕組みを考えてみましょう。店頭で売れたデータがすぐにメーカーに伝わり、その分だけ商品を製造・配送するように調整されることで、過剰在庫を防ぎ、顧客が欲しいときに商品を提供できるようになります。このようにSCMは、コスト削減だけでなく、顧客満足度の向上にも直結します。つまり「部分の効率化」ではなく「全体のつながりの最適化」に重点を置いた考え方なのです。したがって、サプライチェーン全体を見渡して管理するという点で、この問題の答えはSCMとなります。

ア(CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)):
 CRMは顧客との関係を管理・強化する仕組みであり、販売やサポート履歴を活用して顧客満足度を高めます。サプライチェーン全体の最適化とは目的が異なります。

イ(ERP(エンタープライズリソースプランニング)):
 ERPは企業内の人材・会計・生産などのリソースを統合的に管理するシステムですが、対象は主に「企業内部」であり、サプライチェーン全体を管理する仕組みではありません。

エ(BI(ビジネスインテリジェンス)):
 BIは企業の持つデータを分析し、経営判断を支援する仕組みです。分析や意思決定支援に強みがありますが、サプライチェーンの一元的管理とは直接関係しません。

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解法のポイント

 この問題を解くポイントは「キーワードを全体最適化か部分最適化かで見分けること」です。顧客に関するものはCRM、企業内部の資源管理はERP、データ分析はBI、そして調達から販売まで外部も含めた全体最適化はSCMです。この分類を頭に入れておくと混同せずに解答できます。

用語補足

SCM(サプライチェーンマネジメント):
原材料調達から販売までの流れを一元管理し、コスト削減と顧客満足を両立させる経営手法です。例として、Amazonの迅速な配送管理が代表的です。

ERP(エンタープライズリソースプランニング):
企業の人事、会計、生産などのリソースを統合管理するシステムです。例えば、会社全体の在庫状況や売上をリアルタイムで把握できます。

CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント):
顧客との関係を維持・強化するための仕組みです。例えば、ECサイトが購入履歴をもとにおすすめ商品を提示する仕組みはCRMの一例です。

BI(ビジネスインテリジェンス):
蓄積したデータを分析し、経営判断を支援する仕組みです。売上データをグラフ化して将来の需要を予測するような場面で活用されます。



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