【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(ストラテジ) [問81] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問81

情報システムの開発や導入において、発注者がベンダーに対して、調達するシステムやサービスの要件、提案してほしい内容、評価基準などを記述して提出を依頼する文書を何と呼ぶか。

  • SLA(Service Level Agreement)
  • NDA(Non-Disclosure Agreement)
  • RFI(Request for Information)
  • RFP(Request for Proposal)

正解

正解は「」です。

解説

 「RFP(Request for Proposal)」は、「提案依頼書」と訳され、情報システムの開発や導入を検討している企業(発注者)が、システムベンダー(受注候補者)に対して、自社が求めるシステムの具体的な要件や、それに対する提案内容、見積もり、納期、評価基準などを詳細に記述し、提出を依頼する公式文書のことです 。RFPを作成することで、発注者は自社のニーズを明確にベンダーに伝えられ、ベンダーはそれに基づいて最適なソリューションを提案できます。

 これにより、複数のベンダーからの提案を比較検討しやすくなり、自社にとって最も適切なシステムやサービス、ベンダーを選定するための重要なプロセスとなります。例えば、新しいECサイトを構築したい企業が、サイトに必要な機能、デザイン、予算、スケジュールなどをRFPにまとめてIT企業に送る、といった使われ方をします 。

ア(SLA(サービスレベルアグリーメント)):
 「SLA(Service Level Agreement)」は、サービス提供者と顧客の間で合意される、サービス品質に関する具体的な目標値や基準を定めた合意書です。サービス導入後に利用されます。
イ(NDA(秘密保持契約)):
 「NDA(Non-Disclosure Agreement)」は、「秘密保持契約」と訳され、企業間で秘密情報を共有する際に、その情報が外部に漏洩しないように取り決めをする契約書です。
ウ(RFI(情報提供依頼書)):
 「RFI(Request for Information)」は、「情報提供依頼書」と訳され、RFPを作成する前の段階で、複数のベンダーから製品やサービスの一般的な情報や技術動向などを幅広く収集するために送る文書です。

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解法のポイント

 情報システムの調達プロセスにおける主要文書である「RFP(提案依頼書)」の目的と内容を理解することがポイントです 。RFPは、自社の要件をベンダーに伝え、最適な提案を引き出すための最も重要なツールとなります。また、RFI、SLA、NDAといった関連する文書の役割や目的も把握しておくことで、システムの企画から導入、運用に至るまでの全体像を理解し、適切な調達活動が行えるようになります。

用語補足

RFP(Request for Proposal):
 情報システムの開発や導入を依頼する企業(発注者)が、ベンダーに対して、具体的なシステム要件、提案内容、見積もり、評価基準などを記述し、提案書の提出を求める文書です 。例として、新しい顧客管理システム(CRM)を導入したい企業が、必要な機能や予算、納期などを詳細に記して、複数のIT企業に提案を依頼する際に使われます。

RFI(Request for Information):
 RFPを作成する前の情報収集段階で、発注者がベンダーに対して、そのベンダーの製品やサービス、技術力、実績などに関する一般的な情報を幅広く提供してもらうために送る文書です。例として、AI技術をシステムに導入したいが、どのような技術があるのか、どのベンダーが得意なのかを知るために、広く情報提供を求める場合に利用されます。

SLA(Service Level Agreement):
 サービス提供者と顧客の間で交わされる、サービスの品質に関する合意書です。例えば、ITサービスの提供で「システムの稼働率は99.9%以上を保証します」「問い合わせには24時間以内に回答します」といった具体的なサービスレベルの目標値や基準、それを満たせない場合のペナルティなどが明記されます。

NDA(Non-Disclosure Agreement):
 「秘密保持契約」のことで、特定の秘密情報を共有する際に、その情報を受け取った側が情報を外部に漏らしたり、契約で定められた目的以外に使用したりしないことを約束する契約書です。例として、システム開発の打ち合わせで自社の機密情報をベンダーに開示する前に、この契約を結び、情報の安全を確保します。



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