【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問15] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問15

複数のコンピュータが互いに連携し、あたかも1台の強力なコンピュータであるかのように動作するシステム構成を何と呼ぶか。

  • シンクライアントシステム
  • クライアントサーバシステム
  • クラスタシステム
  • スタンドアロンシステム

正解

正解は「」です。

解説

 この問題の正解は「クラスタシステム」です。クラスタシステムとは、複数の独立したコンピュータ(サーバ)をネットワークで接続し、それらを連携させて全体として一つのシステムに見せる技術です。これにより、大きく分けて2つの目的を達成します。一つは、処理を複数のコンピュータに分散させることで、1台では実現できない高い処理能力を得る「負荷分散クラスタ(HPCクラスタ)」。

 もう一つは、1台のコンピュータが故障しても、他のコンピュータが処理を引き継ぐことでシステム全体の停止を防ぎ、可用性(稼働し続ける能力)を高める「高可用性クラスタ(HAクラスタ)」です。問題文の「複数のコンピュータが互いに連携し、あたかも1台の強力なコンピュータであるかのように動作する」という説明は、まさにこのクラスタシステムの基本的な概念を表しています。

ア(シンクライアントシステム):
 クライアント側では最小限の処理のみを行い、アプリケーションの実行やデータ管理のほとんどをサーバ側で行うシステム構成です。
イ(クライアントサーバシステム):
 サービスを要求する「クライアント」と、サービスを提供する「サーバ」に役割を分担させた、一般的なネットワークシステムの形態です。
エ(スタンドアロンシステム):
 他のコンピュータやネットワークに接続せず、単独で動作するコンピュータシステムのことです。

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解法のポイント

 この問題を解くには、様々なシステム構成の用語と、その特徴を理解していることが求められます。ポイントは「複数のコンピュータ」が「あたかも1台のように」振る舞うという部分です。この「束ねて1つに見せる」という概念が「クラスタ(房、群れ)」という言葉の意味と直結します。他の選択肢は、役割分担(クライアントサーバ)や、単独での動作(スタンドアロン)など、異なるシステム形態を指すため、消去法でも正解にたどり着くことが可能です。それぞれのシステム構成がどのような目的で利用されるのかを合わせて覚えておくと、理解が深まります。

用語補足

連携:
 複数の要素が互いに連絡を取り合い、協力して一つの目的を達成することです。ここでは、複数のコンピュータが協調して動作することを指します。

システム構成:
 コンピュータシステムが、どのようなハードウェアやソフトウェア、ネットワークで成り立っているかという、その構造や組み立てのことです。

シンクライアント:
 「Thin(薄い)Client」の名の通り、ハードディスクなどを持たず、最低限の機能に絞ったクライアント端末のことです。セキュリティ向上や運用コスト削減が目的です。

クライアントサーバシステム:
 銀行のATMシステム(クライアント:ATM、サーバ:銀行の勘定系システム)や、Webサイトの閲覧(クライアント:Webブラウザ、サーバ:Webサーバ)などが代表的な例です。



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