【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問19] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問19

1秒間に処理できるトランザクション数を表す性能指標はどれか。

  • TPS
  • MIPS
  • FLOPS
  • IOPS

正解

正解は「」です。

解説

 この問題の正解は「TPS」です。TPSは “Transactions Per Second” の略で、その名の通り「1秒あたりに処理できるトランザクションの数」を示す性能指標です。トランザクションとは、データベースシステムなどにおける一連の処理のまとまりを指します。

 例えば、オンラインショッピングサイトで「注文を確定する」というボタンを押したとき、裏側では「在庫の確認」「在庫の引き当て」「決済処理」「注文履歴への記録」といった複数の処理が連続して行われます。この一連の処理が1トランザクションです。TPSの値が高いほど、そのシステムは多くの利用者の要求を短時間でさばける、つまり処理性能が高いということになります。スーパーのレジに例えるなら、1分間に何人のお客さんを会計できるか、という指標に似ています。問題文の「1秒間に処理できるトランザクション数」という説明は、TPSの定義そのものです。

イ(MIPS):
 Millions of Instructions Per Secondの略。1秒間に実行できる命令数を百万単位で表す、CPUの整数演算性能の指標です。
ウ(FLOPS):
 Floating-point Operations Per Secondの略。1秒間に実行できる浮動小数点数演算の回数を表す、主に科学技術計算などで使われるCPUの性能指標です。
エ(IOPS):
 Input/Output Per Secondの略。1秒間に処理できる読み書き(I/O)の回数を表す、SSDやHDDなどのストレージ装置の性能指標です。

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解法のポイント

 この問題を解くには、コンピュータの性能を表す様々な指標(単位)が、それぞれ「何の」性能を表しているのかを正しく理解しておくことが重要です。

  • TPS: システム全体のトランザクション処理性能 ・MIPS/FLOPS: CPUの演算性能
  • IOPS: ストレージの読み書き性能 このように、指標と対象となるコンポーネントを関連付けて覚えるのが効果的です。

問題文に「トランザクション」というキーワードがあるので、頭文字が「T」であるTPSを容易に結びつけることができます。それぞれの略語が何の単語の頭文字なのかを知っておくと、さらに記憶が定着しやすくなります。

用語補足

性能指標:
 コンピュータやシステムの能力を客観的な数値で評価するための尺度や基準のことです。

トランザクション:
 分けることのできない一連の処理単位です。「全部成功」するか「全部失敗」するかのどちらかであることが保証される必要があります(原子性)。

MIPS (Millions of Instructions Per Second):
 主に整数演算の性能を測る指標で、「100 MIPS」なら1秒間に1億回(100×百万回)の命令を実行できることを意味します。

FLOPS (Floating-point Operations Per Second):
 スーパーコンピュータの性能比較など、大規模な科学技術計算の分野でよく用いられる指標です。



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