【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問30] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問30

データの冗長化によって、ディスクの一部が故障してもデータが失われないようにする技術はどれか。

  • ディスクデフラグメンテーション
  • RAID
  • ディスククリーンアップ
  • ディスクフォーマット

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「イ」のRAID(レイド)です。RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は、複数のハードディスク(HDD)やSSDを組み合わせて、仮想的に一つのドライブとして運用する技術です。RAIDにはいくつかのレベル(RAID0, RAID1, RAID5など)があり、レベルによって目的が異なりますが、その多くは「冗長化」による耐障害性の向上を目的としています。

 例えば、RAID1(ミラーリング)では、2台のディスクに全く同じデータを書き込みます。これにより、片方のディスクが故障しても、もう一方のディスクにデータが残っているため、システムを停止させることなく運用を続けることができます。飛行機のエンジンが複数搭載されているように、一つが故障しても他でカバーできるように予備を持たせる考え方です。このように、RAIDはデータの冗長化によって信頼性を高め、ディスク故障によるデータ損失を防ぐための重要な技術です。

ア(ディスクデフラグメンテーション):
 ディスク上にバラバラに保存された(断片化した)ファイルを、連続した領域に再配置して読み書きの速度を向上させる処理です。
ウ(ディスククリーンアップ):
 ディスク内の不要なファイル(一時ファイルなど)を削除して、空き容量を増やすための機能です。
エ(ディスクフォーマット):
 ディスクを特定のOSで利用できるように初期化する作業です。通常、ディスク内のデータはすべて消去されます。

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解法のポイント

 この問題は、ディスク管理に関する基本的な用語の知識を問うものです。「冗長化」「ディスク故障」「データ損失を防ぐ」といったキーワードが、RAIDと強く結びついていることを理解することが重要です。他の選択肢は、ディスクの「性能改善(デフラグ)」や「容量確保(クリーンアップ)」、「初期化(フォーマット)」といった、耐障害性とは異なる目的を持つ操作です。それぞれの用語がディスクに対してどのような操作を行うのか、その目的と合わせて整理しておきましょう。

用語補足

RAID:
 複数のディスクを束ねて信頼性や性能を高める技術です。重要な書類をコピーして別の場所にも保管しておくことで、片方をなくしても安心できるのに似ています。

冗長化:
 システムやデータに予備(冗長な要素)を持たせることで、一部に障害が発生しても全体の機能を維持できるようにすることです。スペアタイヤを積んでおくことが身近な冗長化の例です。

ディスクデフラグメンテーション:
 ファイルの断片化を解消する作業です。「デフラグ」とも呼ばれます。本棚でバラバラに置かれたシリーズものの本を、巻数順に並べ直して探しやすくする作業に似ています。

ディスクフォーマット:
 ディスクの初期化のことです。新しいノートを買った時に、罫線を引いて使い始める準備をするようなもので、中身は空になります。



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