【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問35] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問35

インターネットプロトコルスイートにおいて、エラー報告やネットワーク診断に使われるプロトコルはどれか。

  • ICMP
  • ARP
  • DHCP
  • DNS

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「ア」のICMP(Internet Control Message Protocol)です。ICMPは、IPプロトコルを補助する役割を持ち、ネットワーク上でデータ(パケット)が正常に相手に届かなかった場合のエラー通知や、ネットワークの状態を診断するために使用されるプロトコルです。

 例えば、宛先のコンピュータが見つからなかったり、ネットワークが混雑していてデータを届けられなかったりした場合、送信元のコンピュータに「宛先到達不能」といったエラーメッセージを通知します。また、ネットワークの疎通確認でよく使われる`ping`コマンドは、このICMPを利用しています。`ping`コマンドは、相手にICMPの「エコー要求」メッセージを送り、相手が「エコー応答」メッセージを返してくるかを確認することで、通信が可能かどうかを調べています。荷物を送った際に、宛先不明で戻ってきたり、配達状況を問い合わせたりする仕組みに似ています。

イ(ARP):
 Address Resolution Protocolの略。IPアドレスから、そのIPアドレスを持つ機器のMACアドレスを問い合わせるためのプロトコルです。
ウ(DHCP):
 Dynamic Host Configuration Protocolの略。ネットワークに接続するコンピュータに、IPアドレスなどの必要な設定情報を自動的に割り当てるためのプロトコルです。
エ(DNS):
 Domain Name Systemの略。ドメイン名(例: www.example.com)とIPアドレス(例: 192.0.2.1)を相互に変換する(名前解決する)ためのプロトコルです。

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解法のポイント

 ネットワークプロトコルの問題では、各プロトコルのアルファベットの略称と、その主な役割を正確に結びつけて覚えることが不可欠です。ICMPのキーワードは「エラー通知」と「診断」です。特に、`ping`コマンドで使われるプロトコルとして覚えておくと忘れにくいでしょう。ARPは「IP→MAC」、DHCPは「IPアドレス自動割当」、DNSは「ドメイン名⇔IP」のように、各プロトコルの機能を簡潔な言葉で整理し、それぞれの違いを明確に理解しておくことが重要です。

用語補足

ICMP:
 ネットワークの通信状態を通知するためのプロトコルです。電話をかけたときに「おかけになった電話番号は現在使われておりません」というアナウンスが流れるのに似ています。

プロトコル:
 コンピュータ同士が通信を行う上で、お互いに守るべき手順や規約(ルール)のことです。人間が会話をするときに同じ言語を使うのと同じようなものです。

ARP:
 IPアドレス(インターネット上の住所)からMACアドレス(機器固有の番号)を調べるためのプロトコルです。住所からその家に住んでいる人の名前を尋ねるようなものです。

DNS:
 人間が覚えやすいドメイン名を、コンピュータが理解できるIPアドレスに変換する仕組みです。スマートフォンの電話帳のように、名前(ドメイン名)から電話番号(IPアドレス)を引いてくれます。



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