【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問66] | 模擬試験で効率的に学習!

スポンサーリンク

問題

問66

データ通信において、複数の信号を一つの通信回線で同時に送受信する技術を何と呼ぶか。

  • 多重化
  • 変調
  • 復調
  • 符号化

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「ア」の多重化です。多重化(Multiplexing)とは、一本の物理的な通信回線や伝送路を、論理的に複数のチャネルに分割し、複数の異なる信号を同時に送受信できるようにする技術のことです。これにより、通信回線を効率的に利用し、コストを削減することができます。

 道路に例えるなら、一台の車しか通れない一本の道を、複数の車線を引くことで、たくさんの車が同時に通行できるようにするようなものです。多重化には、周波数帯を分割する「周波数分割多重(FDM)」、時間を非常に短い単位で分割し、順番に割り当てる「時分割多重(TDM)」、光の波長(色)を分割する「波長分割多重(WDM)」など、様々な方式があります。私たちが利用する電話回線やインターネット回線、テレビ放送などは、この多重化技術によって多くの利用者にサービスを提供しています。

イ(変調):
 データを、伝送路の特性に適した信号(アナログ信号など)に変換する処理です。デジタル信号をアナログ回線で送る際に使用されます。
ウ(復調):
 変調によって変換された信号を、元のデータに戻す処理です。変調とは逆の操作です。
エ(符号化):
 データを、特定の規則に従って別の形式のデータ(符号)に変換することです。誤り検出や圧縮などを目的として行われます。

スポンサーリンク

解法のポイント

 データ通信の基本技術に関する用語の理解が問われています。「複数の信号」「一つの通信回線」「同時に送受信」というキーワードが「多重化」を指すと理解することがポイントです。他の選択肢は、信号を「変換する」技術であり、複数の信号を「束ねる」技術である多重化とは目的が異なります。変調と復調はセットで、符号化はより広い意味でのデータ変換を指す、というようにそれぞれの用語の役割を区別して覚えておきましょう。

用語補足

多重化:
 一本の回線に複数の通信を相乗りさせる技術です。1本の光ファイバーケーブルで、電話、インターネット、テレビ放送など多くの情報を同時に送れるのはこの技術のおかげです。

信号:
 情報を伝達するために、電気や光、電波などの物理的な状態を変化させたものです。

変調:
 情報を運びやすいように信号の形を変えることです。手紙(情報)を、遠くに届けるために飛行機(搬送波)に乗せるようなイメージです。

復調:
 変調された信号から、元の情報を取り出すことです。目的地に着いた飛行機から手紙を取り出す作業にあたります。変調と復調を行う装置をモデム(Modem)と呼びます。



タイトルとURLをコピーしました