【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(テクノロジ) [問81] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問81

プロジェクト管理において、作業間の依存関係とそれぞれの作業日数を考慮して、プロジェクト全体の最短完了日数を決定するための手法はどれか。

  • ガントチャート分析
  • WBS作成
  • クリティカルパス法
  • 資源平準化

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「ウ」のクリティカルパス法です。クリティカルパス法(Critical Path Method: CPM)は、プロジェクトを構成する各作業の順序(依存関係)と所要時間を基に、プロジェクト全体の完了に必要な最短日数を算出するための手法です。この手法では、プロジェクトの開始から終了までを結ぶ複数の作業経路(パス)のうち、所要時間が最も長くなる経路を「クリティカルパス(最長経路)」として特定します。このクリティカルパス上の作業に遅れが生じると、プロジェクト全体の完了日も直接的に遅れてしまいます。

 そのため、プロジェクト管理者はクリティカルパス上の作業を重点的に管理する必要があります。例えば、料理を作る際に、「野菜を切る」→「炒める」→「盛り付ける」という一連の作業がある場合、この経路がクリティカルパスとなり、全体の所要時間を決定します。

ア(ガントチャート分析):
 ガントチャートは、作業のスケジュールを横棒グラフで視覚的に表現するものです。分析手法そのものではありません。
イ(WBS作成):
 Work Breakdown Structureの略。プロジェクトの作業を階層的に分解し、管理しやすくする手法です。クリティカルパス法の前段階で行われます。
エ(資源平準化):
 プロジェクトに割り当てる人員や設備などの資源(リソース)の負荷が、特定の期間に集中しないように調整する手法です。

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解法のポイント

 プロジェクト管理手法の問題では、各手法の目的を正確に理解することが重要です。「最短完了日数」や「依存関係」をキーワードに、プロジェクトのスケジュールを分析・決定する手法がクリティカルパス法であると覚えましょう。WBSは「作業の洗い出し」、ガントチャートは「スケジュールの可視化」、資源平準化は「リソースの調整」と、それぞれの目的を区別して整理しておくと、迷わずに解答できます。アローダイアグラム(PERT図)とクリティカルパスはセットで学習すると理解が深まります。

用語補足

クリティカルパス法:
 プロジェクト完了までの「最も時間のかかる道のり」を見つけ出す手法です。この道のりが遅れると、ゴールも遅れてしまいます。

プロジェクト管理:
 プロジェクトを計画通りに、予算内で、求められる品質で完了させるための活動全般を指します。

WBS (Work Breakdown Structure):
 作業分解構成図。プロジェクト全体を大きな作業から小さな作業へと細かく分解し、リストアップしたものです。カレーを作るために「野菜を切る」「肉を炒める」といったタスクに分解するイメージです。

ガントチャート:
 縦軸に作業項目、横軸に時間をとり、各作業の期間を横棒で示したスケジュール表です。プロジェクトの進捗状況が一目でわかります。



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