問題
問40
近年注目されているDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進において、最も重要な要素はどれか。
- 最新のIT製品を導入すること
- 既存の業務プロセスをそのままデジタル化すること
- デジタル技術を活用して、顧客体験やビジネスモデルを変革すること
- IT部門の予算を増額すること
正解
正解は「ウ」です。
解説
正解は「デジタル技術を活用して、顧客体験やビジネスモデルを変革すること」です。DX(デジタルトランスフォーメーション)は、単に最新のIT機器を導入したり、既存の業務をそのままデジタル化することではなく、デジタル技術を活用して企業のビジネスやサービスの仕組みを根本的に変革し、新たな価値を創出することを目的としています。
例えば、従来は店舗でしか購入できなかった商品を、スマートフォンアプリやウェブサービスを通じて個別の顧客に最適化された提案と共に販売する仕組みや、利用者の行動データを分析してパーソナライズしたサービスを提供することもDXの一例です。このように、DXは「単なるデジタル化」ではなく、顧客体験や業務プロセス、ビジネスモデルそのものを革新する取り組みであるため、正解は「ウ」となります。
ア(最新のIT製品を導入すること):
IT製品の導入はDXの手段の一つに過ぎず、それ自体がDXの本質ではありません。最新機器を使っても、業務やビジネスモデルが変わらなければDXとは言えません。
イ(既存の業務プロセスをそのままデジタル化すること):
既存業務を単純にデジタル化するだけでは効率化にはなりますが、ビジネスモデルや顧客体験の変革にはつながらず、DXの本質には当たりません。
エ(IT部門の予算を増額すること):
予算の増額はDXを推進する上での支援策に過ぎず、DXそのものの目的や成果ではありません。
解法のポイント
DXの問題を解く際は「単なるデジタル化」ではなく「ビジネスや顧客体験の変革」が本質であることを意識することがポイントです。選択肢にはIT導入や業務効率化などが混ざるため、本質的な意味を理解して正答を選ぶ必要があります。
用語補足
DX(デジタルトランスフォーメーション):
デジタル技術を活用して、企業の業務プロセスやビジネスモデル、顧客体験を変革し、新たな価値を創出する取り組みです。例:オンライン販売の個別最適化や、データ分析によるパーソナライズサービス。
デジタル化:
紙や手作業などの従来の業務を電子化・IT化することです。効率化にはなりますが、DXの本質とは異なります。
ビジネスモデル変革:
商品やサービスの提供方法や収益の仕組みを新たに設計・改善することです。DXではデジタル技術を用いてこれを実現します。


