【最新版】基本情報技術者試験 予想問題(マネジメント) [問71] | 模擬試験で効率的に学習!

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問題

問71

あるプロジェクトは5つの作業(P, Q, R, S, T)から構成される。各作業の先行作業と日数は表のとおりである。このプロジェクトのクリティカルパスの長さは何日か。

作業名先行作業日数
P4
QP6
RP3
SQ, R5
TS2
  • 13日
  • 14日
  • 16日
  • 17日

正解

正解は「」です。

解説

 正解は選択肢エです。この問題は、プロジェクトの開始から終了までの全経路を洗い出し、最も時間のかかる経路(クリティカルパス)の日数を求めることで解答できます。まず、各作業の関係性を図(アローダイアグラム)で表すと理解しやすくなります。プロジェクトの開始から終了までの経路は以下の2つが考えられます。

  • 経路1:P → R → S → T
  • 経路2:P → Q → S → T

次に、それぞれの経路で作業日数を合計します。

  • 経路1の日数 = P(4日) + R(3日) + S(5日) + T(2日) = 14日
  • 経路2の日数 = P(4日) + Q(6日) + S(5日) + T(2日) = 17日

クリティカルパスは、これらの経路のうち最も所要日数が長いものです。比較すると、経路2の17日が最も長いため、このプロジェクトのクリティカルパスの長さは17日となります。クリティカルパス上の作業(この場合はP, Q, S, T)が1日でも遅れると、プロジェクト全体の完了も1日遅れてしまいます。

ア(13日):
 いずれの経路の合計日数とも一致しないため、不正解です。
イ(14日):
 これは経路 P → R → S → T の所要日数ですが、最長の経路ではないためクリティカルパスではありません。
ウ(16日):
 いずれの経路の合計日数とも一致しないため、不正解です。

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解法のポイント

 クリティカルパスの問題を解くためのポイントは、まず問題文の表から作業の前後関係を正確に把握し、アローダイアグラムなどの図を作成することです。図にすることで、プロジェクトの開始から終了までの全ての経路を視覚的に洗い出すことができます。その後、各経路の所要日数を計算し、最も日数が長い経路を見つけ出します。この最長経路がクリティカルパスであり、その合計日数がプロジェクトの最短完了日数となります。計算ミスを防ぐためにも、図を丁寧に描くことが重要です。

用語補足

クリティカルパス:
 プロジェクトの全工程の中で、遅れが許されない一連の作業経路のことです。例えば、カレーを作る工程で「ごはんを炊く」時間が一番長い場合、ごはんが炊きあがるまでカレーは完成しません。この「ごはんを炊く」工程がクリティカルパスにあたります。

アローダイアグラム:
 プロジェクトの各作業を矢印(アロー)で、作業の区切りを丸(ノード)で表し、作業の流れと順序関係を視覚的に表現した図です。作業の依存関係やクリティカルパスを分析する際に用いられます。

先行作業:
 ある作業を開始する前に、完了していなければならない作業のことです。例えば、「靴下を履く」という作業の先行作業は「ズボンを履く」ことなどが考えられます(順番は人によりますが)。

プロジェクトマネジメント:
 プロジェクトを計画通りに完了させるための管理活動全般を指します。品質、コスト、納期(QCD)を管理し、目標達成を目指します。文化祭の出し物を、予算内で、期日までに、計画した内容で成功させるための活動のようなものです。



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